サイトを開くと、お知らせ欄のいちばん上が二年前の日付のまま。最後の一件は「年末年始休業のお知らせ」。気にはなっているけれど、何を載せればいいのか分からず、そのままにしている。小さな会社のサイトでは、よく見かける状態です。今回は、この止まったお知らせ欄をどうするかについて書きます。
止まった日付が、伝えてしまうこと
お知らせ欄は、本文よりも先に目に入りやすい場所です。日付が並んでいるので、読む人は内容より先に、いつ書かれたかを見ます。
そこで古い日付が出てくると、いまも営業しているのだろうか、連絡しても返事が来るだろうか、という小さな不安が生まれます。実際には毎日きちんと仕事をしていても、サイトの上では止まっているように見えてしまう。サービスの説明がどれだけ整っていても、この印象は意外に強く残ると思います。
つまり、止まったお知らせ欄は、内容の問題というより日付の問題です。
消すか、残すか
まず考えたいのは、その欄がなくて困る人がいるかどうかです。
たとえば、臨時休業や営業日の変更を毎回そこで知らせている、講座やイベントの告知を載せている、という使い方なら、欄そのものには役目があります。一方で、開設のときに何となく作っただけで、載っているのが休業案内とサイト公開のお知らせだけなら、なくしても困る人はいないはずです。
役目がないなら、外してしまうのがいちばん早いと思います。更新しなくても古びないものだけが残るので、サイト全体が落ち着いて見えます。
続けられない欄を残しておくより、続けられる大きさに小さくするほうが、サイトは信頼されます。
残すなら、載せるものを先に決める
残す場合に止まりやすいのは、何かあったら書こう、としているときです。何かあったら、という基準だと、何もない月が続きます。
そこで、載せるものを先に決めておきます。たとえば、休業日の案内、受付状況の変化、料金やサービス内容の変更。どれも、仕事を続けていれば必ず起こることです。特別な話題を探さなくても、事実を一行書くだけで済みます。
もうひとつは、トップページに出す件数を減らすことです。五件並んでいると古さが目立ちますが、最新の一件だけなら、それほど気になりません。
更新の頻度を、約束しない
お知らせ欄が負担になるのは、続けなければいけないもの、と思ってしまうからでもあります。
欄の名前を「お知らせ」から「受付状況」や「営業のご案内」に変えるだけで、書く内容がはっきりします。いまの状態を書き換えていく欄にすれば、新しい記事を足し続ける必要もなくなります。頻度を約束していない欄は、間があいても止まっているようには見えません。
いまのサイトのお知らせ欄を開いて、いちばん上の日付を確かめてみてください。半年以上前なら、消すか、載せるものを決めるか、どちらかを選ぶ時期だと思います。
お知らせ欄だけでなく、サイトのどの文章が古くなっているのか分からない、という場合もあると思います。理路のサービス紹介文づくりでは、いまのサイトの言葉を確かめたうえで、長く使える形の文章をお渡ししています。
