プロフィール文は、実績を並べる場所だと思われがちです。けれど、読む人が知りたいのは経歴の量ではなく、この人に頼んで大丈夫かどうかです。信頼は、情報の多さではなく、順番と具体で伝わります。
書く順番は、三つに分けると決まります。何をしている人か。なぜそれをしているか。どんな人と仕事をしてきたか。この順です。
最初の「何をしている人か」は、肩書きだけでは足りません。「デザイナー」だけよりも、「小さな会社の見せ方を整えるデザイナー」のほうが、誰のための仕事かが見えます。肩書きに一言足すだけで、読む人は自分が対象か判断できます。
次の「なぜそれをしているか」は、長くしなくて大丈夫です。二行あれば足ります。ここで大事なのは、思いを語るより、きっかけになった事実を書くことです。「以前こういう場面を見てきた」という事実のほうが、「〜したいと考えています」より信頼につながります。
三つ目の「どんな人と仕事をしてきたか」は、数がなくても書けます。業種や規模、依頼の傾向で十分です。「製造業と士業が中心です」「はじめて依頼される方が多いです」。こうした情報は、実績の数より読む人の判断に役立ちます。
避けたいのは、資格や受賞を先頭に置くことです。読む人にとって意味がわかるものなら効きますが、業界内でしか通じないものは、最初に置くと距離ができます。後半に添えるほうが自然です。
顔写真を載せるかどうかも迷うところです。載せられるなら載せたほうが安心につながりますが、なければ無理に人物写真を用意しなくて構いません。仕事の様子や納品物、あるいはロゴマークの面でも成立します。写真がないことよりも、文章が誰に向いているかが曖昧なことのほうが、信頼を損ねます。
いまのプロフィール文の一行目を読み返して、肩書きだけで終わっていたら、そこに「誰のための仕事か」を足してみてください。
理路のサービス紹介文づくりでは、サービスの紹介文とあわせてプロフィール文もお作りしています。掲載先に応じて長さを変えられる形でお渡ししています。
