地図で検索して見つけてもらえているのに、そこに載っている説明文は、登録したときのまま。あとで直そうと思ったきり、何年も触っていない。実店舗や事務所を構えている方には、心当たりがあるかもしれません。今回は、地図に載せる説明文の整え方を書きます。

よく見られているのに、後回しになりやすい

地図の情報は、サイトより先に読まれていることがあります。近くで検索した人、名前で調べた人が、最初に目にするのがそこだからです。

それにもかかわらず、説明文が後回しになるのは、管理する場所がサイトと別だからだと思います。サイトを直しても、地図側は自動では変わりません。サイトの文章を整えたときは、地図の説明文も一緒に読み返す、と決めておくと忘れずに済みます。

最初の一行で、何の店かが分かるように

説明文は、全文がすぐに表示されるとは限りません。途中で切れて、続きを開かないと読めないことがあります。ですから、大事なことは前に置きます。

最初の一行で、何をしている場所なのかが分かること。これがいちばん優先されます。開業の経緯や、こだわりの話は、そのあとで構いません。順番を変えるだけで、伝わり方はかなり変わります。

地図の説明文は、サイトを見る前に読まれている文章です。

詰め込むと、読まれない

検索で見つけてもらいたい気持ちから、地名やサービス名を並べたくなることがあります。けれど、言葉を詰め込んだ文章は、読み手には不自然に映ります。

入れるとしても、自然に読める範囲までにします。何をしている場所か、どのあたりにあるか、どんなときに使えるか。この三つが普通の文章として書かれていれば、必要な言葉はたいてい入っています。

また、営業時間や定休日のような、変わりやすいことは説明文に書かないほうが安全です。専用の欄があるものは、そちらに入れておきます。説明文に書くと、直し忘れたまま残ります。

写真と説明文が、食い違っていないか

説明文を直したら、載っている写真も一度見ます。改装前の写真が残っていたり、季節の合わないものが上に来ていたりすることがあります。

読んだ印象と、見た印象がそろっていることは、文章そのものの正しさと同じくらい効きます。落ち着いた雰囲気だと書いてあるのに、写真が雑然としていれば、写真のほうが信じられます。

あわせて、口コミへの返信の言葉づかいも見ておくとよいと思います。説明文が落ち着いた調子なのに、返信だけ勢いのある書き方になっていると、そこだけ別の人が書いているように読めます。返信は、いちばん人柄が出る場所です。

しばらく触っていないようでしたら、一度開いて、最初の一行だけでも読み返してみてください。そこがいまの事業と合っているかどうかで、地図から来る人の印象が変わります。

サイトも地図も、外からどう見えているかを一度まとめて確かめると、直す順番が決めやすくなります。理路のトップページ改善提案では、いまの見え方を整理してお渡ししています。