整理された言葉や原稿を受け取っても、そのあとどう使えばよいか迷うことがあります。せっかく手元にあるのに、ファイルを開かないまま時間が経ってしまう。これはよくあることです。

受け取ったあとに進めやすくするには、置き場所から決めると早いです。

まず、Webサイトです。もっとも効くのは、トップページの最初の見出しと、そのすぐ下の説明文を差し替えることです。ページを全部直す必要はありません。最初に目に入る二か所だけで、印象は変わります。

次に、サービスの説明文です。長い版の原稿があるなら、詳細ページに置きます。短い版は、トップページの一覧やカード部分に使えます。同じ内容でも、場所に応じて長さを変えるだけで読みやすくなります。

SNSでは、プロフィール欄が最優先です。ここは文字数が限られているので、短い版の原稿がそのまま使えます。プロフィールを整えると、そのあとの投稿が読まれやすくなります。

投稿に使う場合は、整理した内容を一度に全部書かないことです。伝える軸がひとつ決まっているなら、それを別の角度から何度も書けます。同じことを違う場面で書くのは、繰り返しではなく積み重ねになります。

紙で使う場面もあります。会社案内、名刺の裏、見積書の表紙。整理した一文を入れておくと、口頭の説明が短くなります。

最後に、社内での使い方です。人によって説明が違ってしまう場合、整理した軸を共有しておくと揃います。営業と現場で言うことが違うと、それだけで伝わりにくくなります。

まずはトップページの最初の見出しだけ、受け取った原稿に差し替えてみてください。一か所から始めるほうが、全部直そうとするより進みます。

理路の納品物には、どこに何を使うとよいかのメモを添えています。受け取ったあとに動きやすい形でお渡ししています。