発信を続けたいけれど、宣伝ばかりになるのは避けたい。かといって日常だけを書いていても、仕事につながっている気がしない。この二つのあいだで迷って、投稿の手が止まることがあります。
売り込みに見えるかどうかは、頻度ではなく、書き方で決まります。同じ回数サービスに触れていても、受け取り方は変わります。
売り込みに見えるのは、結論から入るときです。「〇〇はこちらから」「まだ間に合います」。読む人が判断する前に行動を求められると、身構えられます。
一方、売り込みに見えないのは、判断の材料を先に置くときです。どんなときに必要になるのか、頼まなくても自分でできることは何か。それを書いたあとで、必要なら相談先として自分を置く。順番がこうなっているだけで、印象がかなり違います。
もうひとつの違いは、対象を絞っているかどうかです。「みなさん」に向けた発信は、宣伝に見えやすくなります。「こういう状況の方」と限定すると、当てはまらない人は流し、当てはまる人だけが受け取ります。結果として、押しつけになりません。
書く内容の割合も目安になります。役に立つ話、考え方の話、仕事の様子。この三つが中心にあり、そこにときどきサービスの案内が混じる。この状態が保てていれば、案内の回数が多くても売り込みには見えません。逆に、案内だけが並ぶと、間に何を書いても宣伝アカウントに見えます。
気をつけたいのは、遠慮しすぎて何のサービスをしているかが伝わらなくなることです。役に立つ話だけを続けていると、読む人は「良いことを言う人」で終わってしまいます。プロフィールと固定投稿にはっきり書いておけば、本文で毎回売る必要はありません。
いまの投稿を10件ほど遡って、案内の投稿がいくつあるか数えてみてください。多すぎても少なすぎても、そこに調整の余地があります。
何をどの割合で書くかは、発信の柱が決まっていると判断しやすくなります。理路の発信テーマ整理では、その柱と具体的なテーマを整理してお渡ししています。
