Instagramのプロフィールと、サイトのトップページ。どちらも自分で書いたはずなのに、読み比べると言っていることが少し違う。書いた時期が離れていると、こういうことが起こります。今回は、この二つをそろえる方法について書きます。

別々に書くと、少しずつずれていく

プロフィールとサイトは、たいてい別のタイミングで書かれます。サイトは開業のとき、SNSは始めたとき、そのあとどちらかだけを何度か直している。そうしているうちに、片方には書いてあることが、もう片方には書かれていない状態になります。

ずれ自体は、悪いことではありません。困るのは、読む人が同じだという点です。SNSで見つけてサイトを開く人も、サイトを見てからSNSを探す人もいます。そのときに、対象にしている相手や、扱っている範囲が違って見えると、判断が止まります。

嘘が書かれているわけではなくても、迷いは生まれます。

どちらかを正にする

そろえるときは、両方を少しずつ直そうとしないほうがうまくいきます。どちらかを正と決めて、もう片方を寄せます。

多くの場合、正にするのはサイトのほうです。文字数の制限がなく、順番も自由に組めるからです。サイトで書いた内容を短くしてSNSに移すことはできますが、逆は難しくなります。

同じ人が書いているのに違って見えるのは、書いた時期が違うからです。

そろえるのは、言い回しではなく順番

そろえるといっても、同じ文章を貼り付けることではありません。同じ文が並んでいると、かえって読む気をなくします。

合わせるのは順番です。何をしている人かを先に言い、次に誰に向けているかを言い、最後にどうすればよいかを示す。この並びが同じであれば、言葉づかいが違っても、同じ人が書いていると分かります。

逆に、サイトでは対象を先に書き、プロフィールでは実績を先に書いている、というように順番が入れ替わっていると、印象が別のものになります。文章そのものより、この並びのほうが効きます。

細かいところでは、名乗り方の表記もそろえておくと落ち着きます。屋号なのか、個人名なのか、肩書きを付けるのか。場所によって違っていると、同じ人だと気づかれないことがあります。ここは好みの問題なので、正解を探すより、一つに決めてしまうほうが早いです。

見直すのは、年に一度でいい

そろえたあとは、頻繁に触らないほうがよいと思います。少し直すたびに、また別々の方向へ動き始めるからです。

扱う内容が変わったとき、料金や受付の形が変わったとき、そして年に一度。これくらいの頻度で読み比べれば足ります。読み比べるときは、画面を並べて、上から順に声に出して読んでみると、ずれている箇所がすぐ見つかります。

今日どちらかを直す予定があるなら、直す前にもう片方を開いて、並べて読んでみてください。直すべき場所が、思っていたのと変わることがあります。

発信の言葉が毎回ぶれてしまうときは、先に軸を決めておくと楽になります。理路の発信テーマ整理では、一度のヒアリングをもとに、続けやすいテーマの持ち方としてお返ししています。