言葉の整理を外に頼もうと考えたとき、どこまで自分で用意しておくべきか迷うことがあります。何も準備せずに頼んでよいのか、それとも考えをまとめてから相談するべきなのか。
結論から書くと、準備はほとんど必要ありません。むしろ、まとめすぎないほうがよい場合があります。
理由は、整理された言葉には、すでに判断が入っているからです。自分でまとめたものを渡すと、その枠のなかで作業が進みます。枠自体を見直したほうがよい場合に、それが難しくなります。
ただ、あると進みやすいものは三つあります。お客様から言われた言葉、断ってきた仕事、そして今困っていることです。
お客様から言われた言葉は、メールやメッセージのままで構いません。整理せず、そのまま見せてもらえるのがいちばんです。褒められた言葉だけでなく、不満だったことも役に立ちます。
断ってきた仕事は、意外に強い材料になります。何を引き受けないかは、その事業の輪郭を示します。理由まで話せると、伝える軸が見えやすくなります。
今困っていることは、整った文章にしなくて大丈夫です。「サイトを直したいけれど何から手をつければいいかわからない」で十分です。困りごとの言い方そのものが、材料になることもあります。
逆に、準備しないほうがよいものもあります。他社のサイトを集めた資料です。参考として渡されると、そこに寄せた提案になりやすくなります。好みを伝えるのは有効ですが、方向を先に決めてしまうと、その事業らしさから離れることがあります。
準備に時間をかけて相談が遅れるくらいなら、いまの状態で声をかけてもらったほうが早く進みます。整理は、そのあとの仕事です。
理路では、ご準備なしでご相談いただけます。いまの状況をそのままお書きいただければ、合うサービスがあるかも含めてご返信します。
